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下肢静脈瘤症例5です。

下肢静脈瘤の手術前の画像5、伏在型静脈瘤、血栓性静脈炎あり

78歳、女性
20数年前からの右下肢の静脈瘤で、むくみ、痛み、足つれがありましたが、放置していました。
ある日、静脈瘤のところが赤くなり痛みが出てきたため、紹介受診となりました。
膝横から下腿部内側にボコボコがとても目立つ静脈瘤がありました。すねにかけての静脈瘤に沿って発赤し硬結となっていました。
診断は右下肢静脈瘤とそれに伴う、血栓性静脈炎でした。
静脈瘤の原因としては3回の妊娠出産、長い間の立ち仕事(販売業)が考えられました。
手術はまずは抗血小板剤(血をサラサラにするお薬)を内服してもらいながら行うこととしました。右大伏在静脈のレーザー焼灼術を行うこととしました。
これが手術前の写真です。

右下肢静脈瘤のレーザー手術3か月後の画像5

手術は右大伏在静脈血管内レーザー焼灼術をおこないました。
局所麻酔下で15分で行いました。
術後経過は全く問題ありませんでした。
こちらは3ヶ月後の写真になります。
血管の浮き出しもなくなっています。
血栓の部位も縮小消失し、痛みも全くなくなりました。
だるさも取れ、快適になったととても満足していただきました。