巻き爪治療
足の巻き爪・陥入爪でお困りの方へ
その日のうちに痛み軽減!健康な足を取り戻しましょう
巻き爪や陥入爪の痛みでお困りではありませんか?
日本人の10人に1人が悩まされているといわれる「巻き爪」。
東京ヴェインクリニックでは、患者様それぞれの状態に合わせて治療を行っております。

巻き爪・陥入爪とは
巻き爪(まきづめ)とは、足の爪が内側に巻き込む状態のことを指します。その状態が長引くと、皮膚に食い込み、痛みや炎症、感染症などの様々な問題を引き起こすことがあります。
また、陥入爪(かんにゅうそう)は、爪の側縁が周囲の皮膚に食い込み、炎症や痛みを引き起こす状態を指します。特に足の親指に多くみられますが、その他の指にも発生することがあります。
初期段階では軽い痛みや不快感が感じられる程度ですが、進行すると感染を引き起こし、歩行が困難になることもあります。
陥入爪は、巻き爪の有無にかかわらず起こる可能性があります。
こちらのページでは、巻き爪・陥入爪の原因、症状、治療法、予防について詳しく説明いたします。
巻き爪・陥入爪の原因
足の爪は元来、丸くなろうとしています。人間は歩いたり立ったりしているため爪に力が加わり、平らに保たれているのです。
そのため、その力が加わらなくなったり、減ったりすると、自然と爪は丸く巻いてしまうのです。
まず、これが巻き爪を起こす大きな原因・理由となります。
爪の形状や生え方、靴の選び方なども原因となります。例えば、爪の形が湾曲していたり、外側より内側が高い形状をしていたりすると、爪が内側に向かって曲がりやすくなってしまいます。
また、爪が太くなっている場合も同様です。さらに、靴がきつくなっている場合やつま先が狭い靴を履いている場合、また外反母趾があると足先が圧迫される状態が続き、爪が内側に巻き込まれてしまいます。

以下、巻き爪になりやすい例をあげてみましょう。
- ハイヒールを履いていることが多い
- 外反母趾がある
- 最近歩くことがめっきり減った
- 運動をしていない
- デスクワークがふえた
- 脳梗塞などが原因で足に麻痺が出てしまった
- 寝たきりになってしまった
などがあります。また、加齢によってもできやすくなります。
また、陥入爪の主な原因としては、
- 【爪の切り方】
爪を丸く切りすぎたり、角を深く切り込みすぎると、爪が周囲の皮膚に食い込みやすくなります。 - 【巻き爪】
巻き爪により、皮膚が炎症を起こしてしまうことも大きな原因の一つです。 - 【靴の圧迫】
サイズの合わない靴や高いヒールは爪に圧をかけ、陥入爪のリスクを高めます。 - 【外傷】
爪や指に強い衝撃を受けると、爪の成長方向が変わり、陥入爪になることがあります。 - 【遺伝】
家族に陥入爪の経験がある場合、その傾向が遺伝することもあります。
巻き爪・陥入爪の症状
巻き爪の主な症状は、変形した爪の内側が皮膚に食い込んで痛みが生じることです。痛みが強くなると、歩行や靴を履くことが困難になることもあります。
痛みが続くと爪の周りに炎症がおきたり、細菌感染を起こし、化膿してしまう場合もあります。その場合、症状が悪化すると抗生剤内服や、手術による治療が必要になってしまいます。
また、陥入爪の症状は、
・爪の側縁に沿った痛みや腫れ
・爪の周囲の赤みや熱感
・皮膚のびらんや不良肉芽の形成、出血
・感染による膿の排出
などがあります。
巻き爪・陥入爪の治療法
巻き爪の治療法は、原因によって異なりますが、軽度の場合は自宅でのケアが可能です。
まず、適切な靴を選び、圧迫されることのないようにすることが重要です。
また、爪を柔らかくするために、毎日温水で足浴をすることをおすすめします。
さらに、爪楊枝を使って、巻き込んでいる爪をやさしく持ち上げ、テープで固定したり、食い込んだところに丸めたティッシュなどを差し込んでクッションのようにすることなどで痛みを和らげることができます。清潔に保つことも大切です。
また、散歩など、歩いて足趾に適度な負荷をかけることで巻き爪の進行を止めることができます。
一方、進行してしまった場合や陥入爪の場合は、医療機関での治療が必要になってきます。
それぞれの治療法にメリット・デメリットがあります。爪の状態にあわせて適切な治療法を選択することが重要となります。
また、治療後のケアには、傷口を清潔に保つことや過度の圧迫を避け、ゆったりとした靴を着用することが必要です。
当院では、爪の状態とご希望に合わせて以下の3つの治療を行っております。
1.手術による治療・部分抜爪
【保険】※巻き爪・陥入爪
手術は、麻酔を使用して、巻き込んだ爪の根元のところから切除をする方法です。フェノール法といい、最も普及した方法となります。
メリットは、保険適用であること、一回の治療で短期間に確実に治療ができることになります。
赤く腫れてしまい化膿している場合はこの治療の適応となります。
爪を切除することになりますが、短期間に確実に治療できるため、一回で確実に治したい方にはおすすめの治療法です。
【費用】※1指につき
3割負担:(初診)約8,400円 (再診)約7,800円
2割負担:(初診)約5,600円 (再診)約5,200円
1割負担:(初診)約2,800円 (再診)約2,600円
2. 形状記憶合金ワイヤーを用いた治療
【自費】※巻き爪
これは、形状記憶合金ワイヤーで曲がりすぎた爪のカーブを平らになるように矯正する治療法です。
5分ほどでできる簡便な方法です。ただ矯正されるまでは数か月を要します。また1か月に1回程度の交換が必要になります。
自費での治療となりますが、短時間で済み、爪を切除する必要はありません。
【費用】※1指につき
10,000円(税別)

ワイヤークリップを用いて矯正する新しい治療
【自費】※巻き爪
これは、爪の湾曲をワイヤークリップを用いて矯正する新しい方法です。
ワイヤーのフックを爪の側面にかけて引っ張り上げることで全体を矯正する方法です。
5分程度で行えて痛みが少ない治療法です。形状記憶合金ワイヤーとによる矯正と違い、全体をしっかり矯正できます。ただ、治療には数か月を要します。また3か月に1回程度の交換が必要になります。
自費での治療となります。短時間で済み、爪を切除する必要はありません。全体を矯正できる上、来院回数も少なくて済みます。
【費用】※1指につき
20,000円(税別)

巻き爪・陥入爪の予防
巻き爪や陥入爪を予防するためには、適切な靴の選び方や足のケアが重要です。
まず、靴は足に合ったサイズを選び、つま先が圧迫されるような靴は避けるようにしましょう。
足の爪を切るときは切りすぎないようにし、スクエアカット(角を落とさない切り方)で切るように心がけ、爪の形を整えることが大切です。
さらに、足を清潔に保ち、乾燥させることで爪の形を整えやすくなり、感染のリスクも減らせます。
また、毎日散歩をするなど適度な運動も必要です。
巻き爪は、痛みや炎症、感染症などの問題を引き起こすことがありますが、早期に適切な処置をすることで、症状を軽減することができます。
また予防にも積極的に取り組み、健康な足を保つように心がけましょう。

まずはお気軽にご相談ください
巻き爪は進行すると自然に治ることは難しくなってきます。
もし巻き爪や陥入爪の症状がある場合は、早めに医師に相談し治療を受けるようにしましょう。
当院では、お電話やメールにてご相談(無料)を承っております。まずはお気軽にご相談ください。
ご相談やご来院いただいたからと言って治療を強制することはございません。安心してご相談ください。
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